自律神経には交感神経・副交感神経という2つの神経があります。
 詳しくはこちら → 自律神経とは? ‎

この2つの神経は反対の働きをもつことで
身体の状態を一定に保っています。

押したり引っ張ったりして中心を保っている、
ちょうど やじろべえ みたいなものです。

やじろべえ

よく『自律神経のバランス』という言葉を使いますが
まさにこの2つのバランスのことです。

このバランスは常に変化しています。
なぜなら、身体は常に外界の影響を受けており、
それに対して自律神経は身体の内部環境を一定にするために働くからです。
周囲の環境が一定ということはありえないため、
自律神経は常に働いています。

四季の気候変化のような大きな移ろいから
女性には月の変化
朝晩の周期
日々の活動や飲食・・・

とにかくいろんな変化に合わせて
やじろべえ は均衡を保とうとしています。

やじろべえ2

一方、現代の生活は一生懸命立とうとしている
やじろべえ のことなどお構いなく

夜型生活
冷房の使い過ぎ
ストレス
暴飲暴食などなど

必要以上の負荷を自律神経に与えています。

そうすることの繰り返しで、
ついには やじろべえ が、傾いたまま動かなくなってしまう。

これが『自律神経失調症』という身体の状態です。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は
不眠、頭痛、胃腸の不調、動悸、発汗などいろいろあります。

逆に全身何でも起こり得ます。

なぜなら、全身を調節している神経に不調が起きるので、
調節している部分どこでも影響がでるわけです。

そのため、あっちもこっちも調子悪くて
何科を受診したらいいのかわからない
なんてことになります。

たとえ、胃腸の調子が悪いから胃腸科に行ったとしても、
胃潰瘍などにでもならない限り、
「検査上異常ありません」
ということになってしまいます。

言い換えれば、
機能(働き)に不具合が起きるのであり
症状が表れている部分の形が変化したり
するようなものではないので、
検査値などでは捉えにくいのです。

また、
2つの神経のバランスが崩れる
ということは、
どっちに偏っているか
によって症状も違います。

交感神経が強い(または弱い)場合
副交感神経が強い(または弱い)場合
両方強い(弱い)場合

いろんなパターンがありますが、
ストレス社会と言われる昨今では

交感神経 > 副交感神経

の状態が多いようです。

交感神経は昼間や、活動するときに働くので
これが優勢になると
夜眠れない、動悸がする、胃腸が働かない
といったような状態になり、
休みたいときに休めない身体になってしまいます。